MLB: ここまでのトレードまとめ
こんにちは!
お久しぶりです、、、
さて、MLBではオールスターが終わりいよいよここからプレーオフ争いが過熱してきます!!!
ア・リーグは結構出揃った感はありますが、ナ・リーグは全く読めません。どのチームが進出してもおかしくないでしょう。
そして、駆け込みトレードが頻発してきました。プレーオフを目指すチーム、ワールドシリーズを目指すチームが下位チームから主力を買い取ります。ここまでのトレードについて振り返ってみたいと思います。
1.マニー・マチャド(→ドジャース)
オリオールズで孤軍奮闘していたマニー・マチャドにはトレードの噂が絶えませんでしたが、ついにドジャースへのトレードが決定しました。正ショートのコリー・シーガーが今季絶望で、その後釜としての補強となりました。ただでさえ厚いドジャースの選手層がさらに強化されたトレードです。マチャドは今シーズン限りで契約が切れ、ドジャースは三遊間に人材が豊富なこともあり、ドジャースとの再契約は微妙そうです。
2.ブラッド・ハンド(→インディアンズ)
パドレスの守護神ハンドがブルペン強化を望むインディアンズにトレードされました。パドレスは今年のプレーオフ進出は絶望的です。インディアンズとしてはNo.1プロスペクトであるフランシスコ・メヒアを放出したので、今年のワールドシリーズ制覇に向けて並々ならぬ決意が感じられます。コーディ・アレンが不安定なので、クローザーへの昇格も考えられます。
3.ジェウリス・ファミリア(→アスレチックス)
マリナーズ、ヤンキースらと熾烈なワイルドカード争いをしているアスレチックスが、メッツのクローザーのファミリアを補強しました。アスレチックスはクローザーのトレイネンをはじめとしたリリーフ陣がリーグ屈指の強さを誇りますが、ファミリアの加入はブルペンの厚みがさらに増すでしょう。
4.ザック・ブリットン(→ヤンキース)
オリオールズがマチャドに続いてクローザーのブリットンをヤンキースにトレードしました。ヤンキースのブルペン陣はMLBトップクラスですが、唯一文句をつけるとすれば左腕が少なかったことなので、そこをしっかり補強してきました。ブリットンは故障明けで絶好調ではないですが、2016年の姿に復活したらヤンキースのリリーフはとんでもなく強化されるでしょう。
5.ネイサン・イオバルディ(→レッドソックス)
今年レイズでプチ復活を遂げたイオバルディがレッドソックスにトレードされました。レッドソックスとしては、セール、ポーセロ、ロドリゲス、プライス、ポメランツと先発ローテーションが決まっているので、怪我人対策と谷間の先発要員としての獲得でしょう。
6.マット・アンドリース(→ダイヤモンドバックス)
またしてもレイズから中継ぎのアンドリースがトレードされました。今年の防御率4点台と、勝ちパターンを任せられる安定感はありませんが、疲れの見えるダイヤモンドバックスのブルペンの疲労を軽減する役割として獲得しました。
7.オ・スンファン(→ロッキーズ)
日本でも活躍した呉昇桓がブルージェイズからロッキーズにトレードされました。比較的丈夫な中継ぎ投手ですし、中継ぎがほぼ壊滅的なロッキーズブルペンを救う存在として期待したいです。ロッキーズはプレーオフを戦う上で投手の数が足りなかったので、補強しました。
8.J.A.ハップ(→ヤンキース)
オールスター投手のハップがブルージェイズからヤンキースにトレードされました。現時点でヤンキースの先発で計算できるのがセベリーノだけという状況だったので、非常に良いトレードだと思います。獲得が噂されていたデグロムに比べると少し落ちますが、ベテランでプレーオフ経験もあるので、期待できそうです。
9.ホアキン・ソリア(→ブルワーズ)
中継ぎのソリアがホワイトソックスからブルワーズにトレードされました。ブルワーズは今年プレーオフを狙える位置につけていますし、ネーベルやヘイダーなどブルペンは比較的よいので、さらに厚みが増しました。
エンゼルスが正捕手のマルドナードを連覇を狙うアストロズにトレードしました。これでエンゼルスは実質的に今年のプレーオフ出場は諦めた形になります。アストロズはマキャン、ギャティスというキャッチャーがいますが、マキャンは怪我がちでギャティスは守備に不安があるので、ゴールドグラブのマルドナードを入れることで数少ない補強ポイントをしっかり補強してきました。
ここまでが主なトレードです。チーム同士の様々な思惑があって、それぞれの利害を計算しながらトレードは行われます。まだトレード期限まで時間はあるので、もしかしたらびっくりするような大型トレードもあるかもしれません。それでは!