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NBA: HOU@GSW第7戦展望

こんにちは!

 

イーストのファイナル出場チームは決まりましたが、ウエストのファイナル出場チームも明日決定します!!

 

最近のNBAは西高東低(要はウエストのチームのが強いんです)と言われていて、ロケッツ対ウォーリアーズのこのカードは実質ファイナルなんて言われてたりしてます。

 

それでは、まずはロケッツからみていきたいと思います。

 

先発(予想)

G ジェームズ・ハーデン

G エリック・ゴードンクリス・ポール

F トレバー・アリーザ

F P.J. タッカー

C クリント・カペラ

6 ジェラルド・グリーン

7 ルーク・バー・ムーテ

 

キープレイヤーはハーデンでしょう。

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引用 http://number.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/-/img_27465e6f02fb0882e57882a481bfe8b6202067.jpg

 

今季のNBAのMVPであろうプレイヤーです。ロケッツの戦術は、ポールもしくはハーデンがボールを持つところから始まります。アイソレーション、ハイピックからのロールまたはフェードを組み合わせて構成されています。

ハーデンは高い得点能力とパスを捌く能力を兼備したガードです。ポールの出場が危うく、出場できても万全ではない中、ハーデンが30点以上取る必要が出てくるでしょう。ただ、不安なのはハーデンはプレーオフで活躍できないタイプのプレイヤーだということです。NBAプレイヤーはレギュラーシーズンで破格の成績を残すもプレーオフで成績を残せないタイプとプレーオフに(も)強いタイプの主に2つに分けることができます。以前のKDやデローザンなとが前者、レブロンやコービー、ダンカンなどが後者です。フリースローアテンプトが極端に多いと、守備が強くなるプレーオフで活躍できないイメージがありますが、どうでしょうか。

第7戦はそんなハーデンの得点力、特にFGパーセンテージに注目してみてください。

 

次にウォーリアーズみてみましょう。

 

先発(予想)

G ステフェン・カリー

G クレイ・トンプソン

F ケビン・デュラント

F ドレイモンド・グリーン

C ケボン・ルーニー

6 ジョーダン・ベル

7 ニック・ヤング

8 ショーン・リビングストン

 

いやー強い。強すぎる。強すぎて嫌いになります笑。難しいですが、キーマンはKDになると思います。

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引用 http://nba-interest.com/wp-content/uploads/2018/03/nike-kd-11-leaks-release-dates-colors.jpg

 

デュラントは、おそらくNBAで最も点数を取ることに長けた選手です。7フッター近い身長にガードレベルの機動力、シュート力、長い手足を兼備したオフェンスマシーン(ディフェンスもよい)です。ただ、前述した通り彼はプレーオフに弱い、勝負弱いプレイヤーと言われています。2年前、彼がまだサンダーにいた時、サンダーは当時73勝したウォーリアーズを追い詰めながらも倒すことができませんでした。それはKDがヘタレてしまったからだという声が多かったように感じます。ウォーリアーズに加入した去年、加入1年目にしてファイナルMVPをとってその声を払拭したように思っていました。しかし、去年のウォーリアーズのプレーオフ成績は16勝1敗と、全てのシリーズで圧勝してきました。そして、彼が加入した後初めて追い詰められた試合、今シリーズ第6戦ですね、彼は実力を発揮することができませんでした。特にフリースロー成功率が71.4パーセントと、普段から90パーセント近い率を叩き出す彼にしては物足りないのが彼のメンタルの弱さを示しているように感じます。第7戦は彼が活躍し、ウォーリアーズを勝利に導くことで勝負弱いという不名誉な称号がなくなるのではないでしょうか。

 

では、最後にこの試合のキーポイントをあげたいと思います。

①ポールとイグダラの出場可否

もし、ポールが欠場になったとき、ロケッツはこの試合が今シーズン最後の試合になるかもしれないことを覚悟しなければなりません。それくらいポールの存在は大きいです。ロケッツのオフェンスの性質上、現状ボールを持てるのがハーデンとゴードンしかいません。第6戦では、序盤はまだしも流石に彼らのスタミナが切れ、終盤はターンオーバーが増えほとんど戦える状態ではありませんでした。なので、ロケッツが勝つためにはポールの復帰はほぼマストでしょう。

イグダラについてですが、イグダラが復帰したらウォーリアーズはかなり有利になるでしょう。イグダラのディフェンスはやはり超一流なので、ただでさえ少ないロケッツの攻め手を封じることにつながります。ただ、ウォーリアーズにとって、イグダラはマストではないでしょう。

 

②ウォーリアーズのペリメーターディフェンス

ロケッツはこのシリーズでしきりにカリーとヤングのところから攻撃を開始しています。KDとトンプソンという優秀なペリメーターディフェンダーがいるので、もちろんそれは正しいですが、彼らが第6戦のようなディフェンスをすることができると、ロケッツは苦しくなることが露呈されました。第7戦はどうなるでしょうか。

 

③カペラの出場時間

カペラはロケッツのセンターとしてリーグ屈指のプレイヤーです。しかし、ウォーリアーズロケッツ共に今シリーズでスモールラインナップを採用することが多いです。カペラは機動力もあるので、対スモールラインナップの際にディフェンスのハンデよりもオフェンスでのアドバンテージを優先した方が良いように感じました。また、カペラのフリースローが入らないと、出しづらくなってしまうのでカペラの出場時間がカギになると思います。

 

実質ファイナルとの声もあるウエスタンカンファレンス第7戦ですが、若干ウォーリアーズ有利のように感じます。第7戦はトヨタセンターで行われますが、ロケッツにとってあまり大きなアドバンテージではないと思います。

それではまた!