MLB: 後半戦展望④NL東地区
こんにちは!
MLBのオールスターのメンバーが発表されました!今年はワシントンでのオールスターで、とても豪華なメンバーが揃いましたね!ただ、日本人で選ばれる可能性のあった平野佳寿が選外なのが悲しいです。
今回はNLの東地区を見ていきたいと思います。開幕前に補強をしたチームが結構ありましたが、ナショナルズが有利であると言われていた地区です。それでは、見ていきたいと思います。
前半戦:○
後半戦:→
後半戦のキーマン:ダンスビー・スワンソン
ブレーブスは、特に目立った補強をしませんでした。プロスペクトが多くいるので彼らの成長が一番の補強であるというタイプのチームです。そして、今シーズンはリビルドを終え、いよいよプレーオフに進出できそうな感があります。覚醒したマイク・フォルテネービッチやエースのフリオ・テヘラン、クローザーのアローディス・ビスカイーノらの若い投手陣が安定して試合を作っていますし、打線もフレディ・フリーマンだけでなく、オジー・オルビースやニック・マーケイケスらも打ってます。ロナルド・アクーニャJr.の怪我は非常に残念でしたが、若手が多くみていてとても面白いチームだと思います。不安要素は、若いチームの弊害である経験不足です。
予想:ワイルドカード
前半戦:△
後半戦:↘︎
後半戦のキーマン:J.T.リアルミュート
オフに最強外野手トリオを全員解体し、主力を次々と売った結果、開幕前の評価はメジャーレベルでない、など散々なものでした。地区最下位濃厚ではあるのですが、意外と勝っているなというのが正直なところです。もともと層の薄い投手陣でしたが、昨シーズン14勝のホセ・ウレナや、リリーフのカイル・バラクローなど、少ないですがポジティブな要素もできました。打線ではJ.T.リアルミュートとジャスティン・ボーアの奮闘が目立ちます。シーズン中の彼らの放出はあるのでしょうか。
予想:プレーオフ圏外
前半戦:×
後半戦:↘︎
後半戦のキーマン:ブランドン・ニモ
ジェイコブ・デグロム、ノア・シンダーガードなど質の高い先発陣を揃えていて、投手力はメジャー屈指でしょう。ただ、昨シーズンよかったポール・セワルドの乱調などリリーフが安定しません。打線でもオフに補強したトッド・フレイジャーとジェイ・ブルースはダメで、破壊力不足は否めません。デグロムがトレードで自身の放出を願ったとの報道もされています。そんな中ニュースターとして出現したブランドン・ニモの活躍はメッツの数少ないポジディブな点だと思います。
予想:プレーオフ圏外
前半戦:◎
後半戦:↘︎
後半戦のキーマン:カルロス・サンタナ
オフにFAの目玉の1人であったジェーク・アリエッタとカルロス・サンタナを補強し、勝負をかけてきました。ここまでの戦いは十分合格点をあげられると思います。アーロン・ノラはエースとして流石の内容ですし、打線もシーザー・ヘルナンデスやリース・ホスキンス、オデュベル・ヘレーラらが開幕後打ちまくっていたので破壊力がありました。が、プレーオフを戦う上でヘレーラとホスキンスの調子が落ちていることや、投手陣の層が薄いため、これらを改善していきたいところです。経験のあるサンタナに期待したいと思います。
予想:ワイルドカード
前半戦:×
後半戦:↗︎
後半戦のキーマン:ダニエル・マーフィー
開幕前は多くの人がナショナルズが地区首位を走るだろう、と予想していました。しかし、前半戦は故障者が多すぎて、思うように勝てませんでした。マックス・シャーザーやショーン・ドゥーリトル、トレードで加入したケルビン・ヘレーラらの投手陣はさすがの安定感を誇っています。打線ではブライス・ハーパーが不調ですが、新星ファン・ソトが出てきましたし、アンソニー・レンドーンやダニエル・マーフィーら主軸も続々と復帰して来ています。前半戦の出来は悪かったですが、トレードの可能性も含めて、ナッツの後半戦の展望は明るいかなと思います。
予想:地区優勝
以上がNL東地区の評価です。戦力のあるチームが多く、後半戦の予想が少し難しいですが、ナショナルズがここから巻き返して来るのではないでしょうか。それでは!